SCHOOL BY SCHOOL / 高校別メッセージ 自分の学校から、
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高校別、愛のメッセージ(by 河村一誠)。各高校別に、大学受験に失敗しないためには何を注意すべきかをお伝えします。

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10の進学校(公立5校、私立5校)をピックアップし、各高校別に、大学受験に失敗しないためには、何を注意すべきかをお教えしたいと思います。

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高校別、愛のメッセージ(by 河村一誠)

このコーナーでは、10の進学校(公立5校、私立5校)をピックアップし、各高校別に、大学受験に失敗しないためには、何を注意すべきかをお教えしたいと思います。

厳しいことも書いてありますが、愛に満ちた激励と受け止めてください。

公立高校編

県立千葉高校

県立千葉高は言わずと知れた、千葉県公立高校中最上位で、『文武両道』をモットーにした伝統校です。

高校から入学し、学年で上位4分の1までにいる人は、同級生に刺激を受け、早慶を下限に頑張っていけば、それほど問題はないでしょう。

そんな県千葉にも、問題点が2つあります。

その1 県立千葉中からの内部進学者は、できる生徒とできない生徒の格差が大きいこと、とくに英語力に差があります。これは中高一貫校共通の問題点ですが、学校がむずかしいことをやらせすぎ、英語の基礎がおろそかになる結果です。高校受験がないため、基礎ができていないという自覚なしに高校生になります。中学の英語は日本語で想像、理解できるので、英語がわかっていなくても、知能のある子はテストでそれなりの点数がとれるからです。

今さら中学英語をやり直すのも面倒だし、プライドもあるし。そもそも、学校側が中学でやるべき基本事項の反復練習を怠っていることが問題です。

もし『英語の基本って、何ですか?』と聞かれれば、私はいろいろな疑問文が正確に作れることと、いろいろな動詞や準動詞の形が識別できることと答えます。

いずれにせよ、英語の基礎があやふやな千葉中からの内部進学生者少なくありません。これは大問題です。

その2 伝統的に県千葉は学校が受験指導をあまりしません。県船との大きな違いです。それでも、昔と比べ、少しは変わってきているようですが、基本は生徒の自主性に任されています。

この取り組み方は正しく、私は個人的に好感を持っていますが、自主的に受験勉強ができない人は、大変かもしれませんね。

県立船橋高校

地理的な問題で、他の進学校に比べ、ジーナスに通う県立船橋生は少なく、データーがあまりありません。ただ、これまでジーナスに来た県船の生徒は、ちょっと変わった子が多い印象です。

それでも、近年、船橋高校は保護者にとても人気があります。県船の方が県千葉より明るく、元気だと言って、高校受験の塾の先生も、県千葉より県船のファンが多いようです。中学受験の生徒がいないため、一体感があるからかもしれません。

ただ、大学合格実績において、県船が県千葉を超えられないのも事実です(一年だけ、東大合格者が県千葉より多かった年がありましたが)。

これはなぜでしょうか?

まず、単純に、素直に受験勉強に取り組めていない人が多いと思います。自分は勉強ができるという心地よい自尊心と、でも自分よりも上がいるという苦い認識からでしょうか?県船に進学するまでに中学受験や私立高校受験で挫折した経験のある人はとくに、失敗したにもかかわらず、自分の勉強のやり方に執着する傾向があります。

意外に思われるかもしれませんが、ジーナスにおける超難関大学の個別指導やグループ学習で、私の言うことを一番素直に聞くのは渋幕の生徒です。船高生で割と素直だった生徒は、現役で国立医学部などの実績を残しました。

次に、学校が受験指導を少しやりすぎかもしれません。これは県船に限らず、千葉県の進学校は県千葉に追いつき、追い越せで先生方は努力されているのだとは思いますが、生徒の能力の限界もありますし、私立高校ほど継続的に思いきったことはできません。一旦できた公立高校の序列が変わりにくい理由です。

船高生のみなさん、信頼できる先生や塾を見つけて、自然体で素直に受験に取り組みましょう。

千葉東高校

千葉県公立高校の中で、総武線沿線では千葉東は県立千葉、県立船橋に続く、ナンバー3の高校です。

ところが、大学入試の実績においては、高校入試の偏差値がほとんど変わらない県千葉や県船に大きく後れをとっています。入試偏差値の高さを考えれば、東大に二けたの合格者を出しても不思議ではないのに、これはなぜでしょうか?

その最大の理由は、生徒の学力とやる気に幅があることです。

つまり、千葉東生は県千葉や県船へ進学する力がある生徒と、市立千葉生と同程度の学力の生徒に分かれるのです。前者が2割、後者が8割でしょうか。

後者の中には、千葉東に合格したことに大きなプライドを感じ、その時点で満足してしまう生徒も少なくありません。高校入試を通過点と受け止めている渋幕生や県千葉上位層と差がつくのは当然です。

あなたの学年順位が50番以下ならば、大学と違い、どの高校を出たかはあまり重要ではないと悟り、高校入試の栄光は忘れて、ゼロから真摯に大学入試に取り組むことが大切です。

そのためには、渋幕生や県千葉生のいる少数精鋭塾で、他の進学校のライバルと切磋琢磨することが一番の近道でしょうね。

市立千葉高校

千葉県公立高校の中で、総武線沿線では市立千葉は県立千葉、県立船橋、千葉東に続き、佐倉や薬円台と並ぶトップ校です。しかし、大学入試の実績においては、高校入試の偏差値が2、3しか違わない県千葉や県船に大きく差をつけられています。これはなぜか?

それは本格的に大学受験に取り組む早さの違いです。県千葉や県船のかなりの生徒(渋幕は大多数)が1年生のときから塾に通い、大学入試を強く意識するのに対して、市千葉生の多くが早くて2年生の夏前、平均すると2年生の冬からなのです。大学受験の合否は知能もさることながら、いかに多くの時間を費やすかにかかっていますから、これは致命的なマイナスです。

スタートの遅さの訳は、入学した段階で、『市千葉なら、まあいいよね』とそれなりの達成感を感じている生徒が多いことでしょう。そして、部活を口実に受験勉強を後回しにし、『千葉大に行ければいいな』と思いながら、気がつくと3年生になっているのです。

私の経験上、なんとなく千葉大を志望して、千葉大に現役合格した市千葉生は1人もいません。合格したのは、遅くとも2年の春から千葉大、もしくは、ワンランク上の東京科学大を目指していた人です。

あなたが今1年生ならば冬期講習から、2年生なら今すぐに一度ご来塾ください。

市立稲毛高校

千葉県公立高校の中で、総武線沿線では市立稲毛は市立千葉とほぼ同じランクの進学校です。

ところが、大学入試の実績においては、それほどの実績が上がっていません。

これには大きく2つ理由が考えられます。

まず第一に、生徒や保護者や先生までもが少し自信過剰であること。稲毛生のお母さまの中には、『稲高で真ん中なら、悪くはありませんよね』とおっしゃる方、結構います。また、毎月定期試験を行うなど、学校もいろいろな取り組みをしていますが、生徒の能力を超え、空回りの感があります。

次に、大学受験に本気で取り組むのが遅いこと。稲毛生は市千葉生よりは早いものの、志望ばかり高く、具体的な行動は遅れがちです。

また、1つの塾や予備校に落ちつけず、頻繁に変える傾向も見られます。

対策としては、今の自分の力を客観的に判断し、志望大学との差をどのように埋めていくかを具体的に、辛抱強く実践することです。親子ともに、要領よく、安全な道を選ぼうとせずに。

大学入試で成功するかどうかは、決断力と持続力(=忍耐力)にかかっています。稲毛生はここが問題です。それを実感するには、他の進学校の優秀な生徒を間近に見て危機感を感じることが一番だと思います。

私立編

渋谷幕張高校

創立40年余り、着実に東大合格者を増やし、今では千葉の、というより全国区の進学校となりました。

帰国子女も多く、海外の大学に進学する生徒もいて、『多彩』な高校だと感じます。受験指導、生徒への干渉度合いも適度です。

ただし、次のことは肝に銘じておいてください。

まず、あなたが東大合格を目指すのであれば、現役合格できるのは350人中の70位までです。もちろん、海外の大学や他大学の医学部、さらに東大に合格できる学力があっても京都、一橋、東京科学などへ進む人もいますが、それでも東大に現役合格するには、上位100人に入っていなければ勝負になりません。これはなかなか大変なことです。

そのあたりを踏まえて、中学受験組と高校受験組に分けて、アドバイスします。

中学受験組で、英語が苦手な人は危険です。東大は言うまでもなく、英語が苦手なまま、難関大学に合格することはほぼ不可能です。すべての中高一貫校に共通の問題として、程度の差こそあれ(千葉の進学校では、東邦が最も重度)、必ず一定数の英語のできない生徒が生まれます。

でも、安心してください。ジーナスは英語嫌いで英語ができない中高一貫生を何人も救ってきました。ジーナスにはそのためのメソッドがあります。

次に、高校受験組ですが、渋幕の高校入試を突破したということは、大学入試につながる学力がありますので、一安心です。

ただし、高校入試の塾の中には、生徒に大量の課題を押しつけ、強制的に勉強をさせるところが少なくありません。そういう塾は高校入試の実績は出せるのでしょうが、山のような課題に慣れた生徒は『課題依存症』となり、その後あまり成績が伸びないことがあります。

高校入試と大学入試はかなり性格が異なります。大学受験はなんといっても、自主性と思考力が肝要です。『課題中毒者』は自分で考え、勉強する習慣を一日も早く身につける必要があります。

市川高校

県立船橋高校と同様、地理的にジーナスに在籍した市川生は多くなく、データー不足は否めませんが、こと受験対策、受験指導という点では、千葉県の高校で最も積極的だと思います。東大現代文専門の先生がいるようですし、東大英語の過去問演習も渋幕よりはるかに徹底しています。

ただし、地理的にも東京に近く、東大合格者がコンスタントに30人以上出ても不思議ではないのに、現実にはそうはなっていない。1学年400名いることを考えれば、これは少し寂しい感じです。

学校の『熱血指導』に耐えられる最上位層の生徒が少ないことが原因として挙げられます。学校側のやる気ばかりが目立つ印象です。

生徒には全く責任はありませんが、最寄り駅からのアクセスが悪いことも、伸び悩みの一因かもしれません。

また、中学受験でも高校受験でも、市川が第一志望の人はあまりいないでしょうから、県立船橋高校で触れたプライドと劣等感は市川生に最も顕著だと言えるでしょう。

いずれにせよ、英語でつまずいている人は、ジーナスにお手伝いできることがあると思いますので、ご連絡ください。

東邦大東邦高校

渋幕が台頭するまで、東邦は千葉県で最難関、最上位の私立高校でした。

ところが、今では渋幕、市川の後塵を拝し、昭和秀英との比較も微妙なところです。

これにはいろいろな要因があるでしょうが、他の進学校に比べ、英語が苦手な生徒が多いことが最大の問題のようです。

理系志望者が多い高校ですから、無理からぬことかもしれませんが、もっと大きな理由は中学における英語指導にあるのではないでしょうか。

おそらく、むずかしいことや口語的なことをやりすぎて、英語の基礎がおろそかにされているのでしょう。これは過去20年以上に渡り東邦生を見てきた私が、とても強く感じることです。

英語という科目は公立中学の2年生までの内容がとても重要です。日本語と違い、英語は語順の言語です。その語順の最大の例外が疑問文であり、3年生になるまでに、その基礎がガッチリ固まっていないと、高校の英語に対処することはできません。

英語が得意なら、あなたの受験生活は明るいですが、嫌いで苦手ならば一日も早く何とかしないと大変です。

そんなあなたを、ジーナスならなんとかできます。

昭和秀英高校

平均値で語ることは誤解を招く危険があるのでしょうが、あえて語るとすれば、昭和秀英高校の生徒は性格のやさしい子が多いです。

男子も女子も、感じの悪い生徒はゼロではありませんが、ほとんど見たことがありません。これはやはり秀英の教育環境の賜物でしょうね。

ただし、どんなことでも長所と短所は表裏一体の関係です。性格がやさしい、大人しいということは、大学受験に不可欠な猜疑心や反骨心に欠けるということでもあります。

たとえば、お母さんが『うちの息子は本番に弱いので、一般入試ではなく総合型選抜入試の方が向いている』と考えると、子供は大人しくお母さんの言うことを聞く、そんな秀英生が少なくないのです。

誰の人生ですか?

能力は高いのですから、とにかく受験に対して、もう少し闘志が欲しいですね。すぐ隣に、千葉県一の高校があるわけですし。ライバル心を持って。

立ち上がれ、秀英生!

ジーナスで渋幕生と混じって、東大過去問演習なんかを受けると目が覚めますよ。

日大習志野高校

高校受験で第一志望の公立高校に落ちた人はとくに気をつけてください。高校受験で失敗した人が大学受験で再び失敗する確率は結構高いからです。高校受験でも大学受験でも失敗する理由は似ているからです。

日大習志野は大学付属高校でありながら、外部進学をアピールした時代がありましたが、今ではこのコーナーで進学校として取り上げるかどうか迷うほど、圧倒的多数が日大に内部進学しています。

これから18歳人口が減り続け、大学付属高校の内部進学圧力は高まることが予想されます。外部進学の強い意志を持ち、しっかりと準備をしない限り、外部進学の夢はかないません。

『まあいいか、日大で』

もちろん、日大は有名な伝統校です。でも、あなたが外部受験を考えているのであれば、話は別です。同級生が次々と内部進学を決め、受験勉強から解放されるのを見て、自分だけ努力し続けるのは大変なことです。

その努力を支えるのに一番効果的なのは、塾で他高のやる気のある優秀な生徒に刺激を受けることでしょうね。

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